加藤和彦登場! ザ・フォーク・クルセダーズから『パッチギ!』へ

   ザ・フォーク・クルセダーズは1965年、加藤和彦のメンバー募集で集まった北山修、平沼義男、井村幹生、芦田雅喜の5名で結成。67年10月に加藤、北山、平沼の3人編成で自主製作版『ハレンチ』を限定300枚リリースし、同じ月に開催された第1回フォーク・キャンプ・コンサートに出演した後に解散する。しかしラジオ関西の深夜放送で放送された「帰って来たヨッパライ」が大反響を呼び、同年12月東芝より『ハレンチ』の音源のまま急遽シングルが発売され大ヒットを記録。社会的にも注目を浴びたフォークルは、平沼の代わりに親交のあったはしだのりひこを迎え1年限定で活動を再開する。68年3月セカンド・シングル「イムジン河」発売中止の代わりとして「悲しくてやりきれない」を発売。また同月主演映画「帰って来たヨッパライ」(大島渚監督)も公開され、7月にはアルバム『紀元貮阡年』を発売。この限定期間での活動は膨大な露出で社会現象にまでなり、その後の日本のロック・フォークシーンにも多大なる影響を与えた。解散後、加藤は音楽シーンで大成功を収め(スタッフ・プロフィール参照)、はしだのりひこは自身のグループを経て関西エンターテインメント・シーンで活躍、北山修は現在九州大学教授としてカウンセリングの研究につとめつつも、時折コンサートも行っている。そして2002年、北山修と加藤和彦、それにアルフィーの坂崎幸之助の3名によってフォークルを新結成し、期間限定で活動。スタジオ盤とライブ盤のアルバム2枚、マキシ・シングル1枚を残す。

   『パッチギ!』の音楽は、準備段階から加藤に依頼する事でスタッフ全員一致していた。松山から監督を紹介された加藤はこれを快く引き受ける。その結果劇中で塩谷が歌う「イムジン河」もオダギリが歌う「悲しくてやりきれない」も、彼らの声と加藤のスコア、そして映像とが見事に溶け合い、大きな効果を引き出す事に成功した。また葬儀のシーンでは朝鮮の伝統的な民族楽器で「イムジン河」をアレンジするなど、細部に渡って繊細な音楽演出が施されている。

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【制作ノート】

「イムジン河」「少年Mのイムジン河」そして『パッチギ!』

“坂崎”=坂崎

加藤和彦登場! ザ・フォーク・クルセダーズから『パッチギ!』へ
井筒和幸京都学校

 

 

 

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